国土交通省は29日、日本オーチス?エレベータ(東京都文京区)が01年2月?09年1月、建築確認済証に記載された仕様とは異なるエレベーターをほぼ全国に計2220台設置していたと発表した。事故は発生しておらず、安全性に問題はないという。建築確認の申請書類は社員の1級建築士が作成しており、国交省は免許取り消しの懲戒処分とした。
同社ではエレベーターの型番などを営業担当社員が入力し、この1級建築士がチェックしていたが、エレベーターのかごの床材が納入品と異なることに気づかないまま強度計算し、建築確認申請をした。09年に既設エレベーターを改修する際、過去の申請書類を見直して入力ミスに気づき、国交省に報告した。
また国交省は29日、強度不足の木造住宅を設計したとして、「ファースト住建」(兵庫県尼崎市)の1級建築士を免許取り消し、同社と関係があった「一(はじめ)建設」(東京都練馬区)の1級建築士を業務停止12カ月の処分にした。【石原聖】
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